こんにちは。建築担当の井藤です。


久し振りに大型の台風が近づき、あせって台風対策をしたのですが、思った以上に何事も無く

過ぎ去ってくれて、ホッと一安心、少し肩透かしな台風でした。


先日地盤改良の杭工事を行ったとある工場の増築工事、現在基礎工事の真っ最中です。


で、現在鉄筋の組立を行っています。




木造の住宅とは基礎の形が異なり、鉄骨の場合は柱1本1本を支える基礎です。(木造の場合は土台を支えます)

鉄筋の径も太く、基礎の大きさも大きくなります。


鉄筋を組み立てる際に必ず鉄筋同士を繋げる 「継手」 というものが出来るのですが、

細い鉄筋の場合(直径1cm〜1.6cm)は鉄筋同士を重ねて針金で結束します。


ただ、今回の基礎のように太い鉄筋を繋げる場合には 「重ねる」 事が出来ませんので、 

「ガス圧設」 なる工法を用いて繋げます。







判りにくい! 鉄筋同士を突き合わせて、そこをガスの熱で溶かして、

グゥ〜〜ッと押し込んで一体にします。(説明も判りにくい!)







完成品がこんな感じになります。鉄筋にコブが出来ています。そこが 「ガス圧設」 を行って繋いだ状態です。


普段目にする事の無い部分だと思います。


面白いでしょ。


それでは、また
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